駆動化ユニット

工場・物流倉庫の人手不足が悪化!根本的な原因の解決につながるコンベアの導入メリット3選

2023.5.11

現在、新型コロナウイルスの影響によりEC市場規模が拡大した結果、工場・物流倉庫の業務が急激に増えています。そのため、業界全体が人手不足に陥っています。

人手不足が原因で倒産に追い込まれている企業もあるほど深刻化しており、解決策を模索している人も多いでしょう。

この記事では、工場・物流倉庫が人手不足に陥っている原因と解決策について解説していきます。

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工場・物流倉庫が人手不足に陥っている原因とは?

工場・物流倉庫が人手不足に陥っている原因として、以下の3点が考えられます。

  • 新型コロナウイルスによる影響
  • 生産年齢人口の減少
  • 過酷な労働環境

新型コロナウイルスによる影響

新型コロナウイルスの影響により、おうち時間が増加しています。

その結果、自宅でさまざまなサービスや商品を購入できるECサイトの利用者が急増しました。

急激な需要の高まりに工場・物流倉庫の供給が追いついていない状況が続いており、人手不足に悩まされる企業も増加傾向にあります。

なお、ECサイトは1度登録・利用すると、その利便性の高さからリピーターになる人が多いため、新型コロナウイルスの拡大が収まったあとも、同じ状況が継続すると考えられるでしょう。

生産年齢人口の減少

現代の日本は人口の4割以上が65歳以上の「超高齢化社会」です。

人口の総数は1998年をピークに毎年減少しており、今後も人口増加には期待できません。

生産年齢人口(15〜64歳)も毎年減少しているため、どの業界も優秀な人材の確保に苦戦しています。

とくに、工場・物流倉庫は力作業が多く、高齢者や女性を積極的に採用しづらい業界です。生産年齢人口の減少による影響を強く受けており、業務の効率化が大きな課題となっています。

過酷な労働環境

工場・物流倉庫の業務は決して楽ではありません。力作業が多い反面、大切な商品を扱うための繊細さを求められるシーンもあります。

しかし、工場・物流倉庫の運営コストの大半は人件費が占めており「人を増やしたくても増やせない」というのが経営側の本音です。

採用業務には大きなコストがかかるため、現場に人が足りないからといって無計画に人材を投入すれば、採算が合わず経営状況はさらに悪化します。

最近は燃料費が急激に高騰している背景もあり、工場・物流倉庫で予算に余裕がある企業は稀です。そのため、待遇を改善して新たな従業員を募集するという対応が非常に困難な状況に陥っています。

【導入メリット3選】工場・物流倉庫の人手不足解消に『フリーローラーコンベア』が活躍!

工場・物流倉庫の人手不足は、人を雇えば解決するような単純な問題ではありません。

「募集しても人が集まらない」という企業が大半なので、現在の限られた人的リソースで問題を解決する方法が求められています。

そのような状況の解決策としておすすめなのが『ローラーコンベア』です。

ローラーコンベアには、以下の2つの種類があります。

  • 電力を利用せず、自重や人力を活用して荷物を運搬する「フリーローラーコンベア」
  • 電力を利用し、モーターなどで荷物を運搬する「駆動ローラーコンベア」

1人で運べる荷物の重さは20〜30kgが限界でしょう。しかし、ローラーコンベアに乗せれば100kg以上の荷物でも楽に運べます。

コンベアの幅さえ確保すればどこでも設置可能で、連結によって長距離にも対応できます。また、フリーローラーコンベアは電力を必要としないため、比較的安価に導入できる点も大きな魅力です。

ここからは、フリーローラーコンベアのメリットや活用シーンについて解説していきます。

少ない人員でも作業効率を保てる

フリーローラーコンベアを利用すれば、少ない人員でも作業効率が下がりません。

人力での運搬作業は作業効率に限界がありますが、フリーローラーコンベアを利用すれば、運べる量もスピードも向上します。

また、日によって作業効率が変動しづらい点も、フリーローラーコンベアを導入する大きなメリットです。

少ない人員でも作業効率を保てれば、実際、人を増やさなくても人手不足の解消に期待できます。とくに、倉庫内が広く荷物の運搬距離が長い現場では、大活躍してくれます。

工場・物流倉庫内の省力化を実現

フリーローラーコンベアの魅力は、運搬作業の省力化です。

使い方も非常に簡単でコンベアに乗せて押すだけなので、体力や筋力に自信がない人でも重たい荷物を運搬できます。

その結果、従業員1人ひとりの労力は格段に下がり、労働環境の改善も実現可能です。

さまざまな人材を活用できるだけでなく、労働環境の改善により離職率の低下にも期待できます。

作業区画の分断対策にも

最近は、感染症対策で作業区画を分断している工場・物流倉庫も増えています。フリーローラーコンベアなら従業員の移動範囲を制限できるため、作業効率の低下を防げます。

ただし、フリーローラーコンベアは電動ではないため、一定区間に人員の配置が必要です。

感染症対策や人員削減を目的としているなら、フリーローラーコンベアよりも「駆動ローラーコンベア」が向いています。

まとめ

工場・物流倉庫の人手不足は全国的に多発しており、深刻な問題となっています。業務の効率化を図り、必要な人員を減らすための施策・設備が求められています。

株式会社プレシードでは既存のフリーローラーコンベアに後付けするだけで駆動化を実現できる「フリーローラーコンベア駆動化ユニット PFD-1500」を開発いたしました。

  • 人力で荷物を送り出さなければならないため作業効率が悪い
  • 駆動型コンベアを導入したいが自由にON/OFFしたい
  • 設備導入に伴うライン停止期間を確保できない
  • 新型コロナ対策措置によってラインがスムーズに動かない環境になっている

上記のような問題も「フリーローラーコンベア駆動化ユニット PFD-1500」で、貴社の工場・物流倉庫の作業効率化や作業員の負担を解決できます!

導入に伴う相談・お見積もりは無料で承っております。お気軽にお問合せください。

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