HVLS大型シーリングファンを工場・倉庫へ導入する効果・メリット
工場・倉庫において、快適な作業空間を実現するためには、換気対策が必要不可欠です。
施設内の空気を効率よく循環させるための方法・設備として、さまざまな製品が提供されています。なかでも、省エネ性能の高さから、多くの工場・倉庫で導入されているのが「HVLS大型シーリングファン」です。
本記事では、工場・倉庫の強い味方「HVLS大型シーリングファン」の導入メリット・効果について解説します。
弊社「プレシード」が開発・提供している「SD-FAN」の導入メリット・効果についてもご紹介しますので、自社工場・倉庫へのHVLS大型シーリングファン導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
工場・倉庫内を快適な空間に変えるには、換気対策が非常に重要です。しかし、オフィスや住宅のように窓を開けるだけでは、面積が広く、天井の高い工場・倉庫の換気を効率よく行うのは困難です。
また、工場・倉庫内で行う作業の内容・工程次第では、外からのチリやゴミ、砂などの異物混入によって、会社に損害を与えてしまう可能性もあります。
しかし、空気清浄機を何台も用意し、工場・倉庫内の空気を循環・換気させるのも理想の方法とはいえません。設置場所の確保や定期的なメンテナンスも必要となるため、管理が行き届かないケースも考えられます。
上記のような課題をクリアしたうえで、自社工場・倉庫内の換気を実現できる最適な設備がHVLS大型シーリングファンです。
天井に設置するHVLS大型シーリングファンであれば、工場・倉庫内の作業スペースを占有しないため、空間を無駄なく有効活用できます。
加えて、高性能モーターや大きなブレードを搭載しているHVLS大型シーリングファンの場合、施設内の空気を隅々まで撹拌できるため、窓を開けて換気ができない施設でも効率のよい空気循環が可能です。
空間が広ければ広いほど、空気は停滞しやすく溜まりやすくなります。その点、HVLS大型シーリングファンの大きな羽根で天井から空気を循環できれば、下方と上方の空気を効果的に撹拌できます。
施設内に空気の流れを作り出せるため、室温を均一に保ちやすくなり、有害物質や湿度などが滞留しない、快適かつ安全な空間を実現できます。
扇風機やエアコンでは適切に換気できていない可能性も
扇風機・エアコンによって、自社工場・倉庫内の換気対策を実現できていると考えている方もいるかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症対策分科会によると「十分ではない」と結論付けられています。
エアコンは内部で冷やしたり、温めたりした空気を排出しているだけで、換気は一切していません。また、扇風機は一定範囲の空気を押し出しているだけなので、室内全体の換気が必要な場合は不十分です。
工場・倉庫内の換気を効率的に行うためには、室内の空気全体を動かせる大風量の設備が必要となります。その点においても、HVLS大型シーリングファンは非常に効果的です。
HVLS大型シーリングファンが工場・倉庫にもたらす8つの効果・メリット
HVLS大型シーリングファンの導入によって、期待できる8つの効果とメリットをご紹介します。従業員が快適に働ける労働環境を実現するためにも、HVLS大型シーリングファンの導入を検討してみてください。
なお、弊社「プレシード」では、創業から30年ものづくりに携わってきた国産メーカーとして、安心して長くお使いいただける高品質・低コスト・長期保証のHVLS大型シーリングファン「SD-FAN」を開発・提供しております。
SD-FANは、わずか0.84kWの一般的なドライヤー以下の消費電力で、1,300㎡の広範囲に及ぶ大風量を発生させる費用対効果の高いHVLS大型シーリングファンです。
他社のHVLS大型シーリングファンと比較して、約半分のランニングコストで自社工場・倉庫の快適な環境づくりにご活用いただけます。
また、心臓部の部品を国内で製造し、それ以外の部品は台湾メーカー製を採用しているため、高性能でありながらお求めやすい価格を実現。国内で部品調達、組立を行っているため、万が一故障やトラブルが発生しても最短2週間で修理対応が可能です。
「費用対効果の高いHVLS大型シーリングファンをお探しの方」や「製品の信頼性やサポート対応を重視したい方」はSD-FANの導入がおすすめです。
熱中症対策に効果的
一般的な工場・倉庫は、壁や屋根に金属が使われていることも多く、太陽の暑さを直接受けやすい構造になっています。また、扱っている機械や製造方法によって、工場内部から熱が発生するケースも少なくありません。
しかし、十分に換気ができていない工場・倉庫の場合、作業で発生した熱は行き場を失うため、熱中症が発生する深刻な原因となります。HVLS大型シーリングファンは、大風量によって施設内にこもる熱を攪拌し、体感温度を下げられるため、熱中症対策として非常に効果的です。
天井から吊り下げて使用するHVLS大型シーリングファンは、ゆっくりと羽根を回転させ、施設内の空気を大きく循環することで体感温度を下げます。
天井に設置するHVLS大型シーリングファンは、場所を取らずエアコンのように、熱を新たに生み出すわけでもないため、環境に配慮しながら効果的な熱中症対策が可能です。
なお、14,900m³/minもの大風量を発生できる「SD-FAN」は熱中症対策として、高い効果を発揮します。
寒さによる作業効率低下を防ぐ
広くて大きな施設に扇風機や業務用エアコンを導入しても、全体的に空調は行き届かないケースがほとんどです。空調が行き届いていない箇所は当然寒いため、作業効率が低下しやすい環境といえます。
その点、HVLS大型シーリングファンを導入すれば、上から隈なく施設全体の空気を循環できるため、空調が効きづらい場所にもしっかり暖かい空気を届けてくれます。
HVLS大型シーリングファンを導入することで、室温を均等に保ちやすくなるため、施設全体の労働環境の改善に効果的な設備といえるでしょう。
冷暖房との併用で省エネ効果
広い施設を業務用エアコンだけでまかなうのは、ランニングコスト面・環境面ともに適切とはいえません。エアコンだけでは施設全体に空調が行き届かないケースも多いため、効率的とは言い難いです。
HVLS大型シーリングファンをエアコンと併用すれば、冷暖房の効果を高められます。隅々までエアコンから排出された空気を循環できるため、少ない台数でも効果的な空調効果に期待できます。
また、設定温度を2〜3度上げたり下げたりできるので、ランニングコストの削減はもちろん、環境問題に配慮したエシカルな経営を実現するための足掛かりになります。
「SD-FAN」は、ランニングコストと環境負荷の削減を両立できる非常に省エネ性能を誇ります。
結露対策
外気と内気との温度差によって発生する結露は、工場・物流倉庫における大きな問題の1つです。
結露の発生によって、製造品や保管物への影響だけでなく、従業員への健康被害など、多くのデメリットが生じるため、対策グッズや設備を導入する必要があります。
しかし、結露対策には少なくないコストがかかったり、定期的なメンテナンスが求められたりとネックになる部分が多いのも事実です。
HVLS大型シーリングファンは、施設内の空気を隅々まで攪拌でき、室温を均一に保てるので結露が発生しづらい社内環境を実現できます。
錆やカビの発生を予防
工場・倉庫内の温度差・湿度上昇は結露だけでなく、錆やカビが発生しやすい環境も作ってしまいます。空気の流れが悪い場所は、湿度の高い空間になりやすくなります。
錆やカビは水分を元に発生する厄介なものに該当します。高温多湿の環境において、壁や機材、製品など、あらゆるところに発生するため、別途対策を取らなければなりません。
さらに、カビを放置してしまうと喘息や肺炎、真菌感染症など、従業員の健康被害が発生する危険性もあります。
HVLS大型シーリングファンによって、施設内の空気を均一に循環できれば、温度差の解消や湿気対策になり、錆やカビの発生しにくい環境を実現できます。
工場内の臭い対策
HVLS大型シーリングファンは、工場内の広さが原因で発生する悩みの1つ、臭いに対しても高い効果を期待できます。換気が十分でない工場内の空気は、想像以上に淀みや停滞が発生しています。
対策としては、HVLS大型シーリングファンを導入し、工場内の空気を均一に循環させるのがおすすめです。大風量を発生させることで、工場内の隅々に新鮮な空気を届けられるため、停滞している臭いを効率的に換気できます。
また、工場の作業工程や取り扱っている製品によっては、外気に含まれる異物の混入が影響し、品質や作業効率が低下してしまう可能性も否定できません。
その点、HVLS大型シーリングファンは外気を入れることなく臭いを撹拌できるため、作業に悪影響のない効果的な対策を実現できます。
工場独特な臭いや隣接する他の工場への臭い移りなども一緒に解消してくれるため、臭いでお困りの方は、ぜひHVLS大型シーリングファン導入の検討をおすすめします。
有害物質やウイルスの被害を防ぐ
倉庫・工場内の空気を上手く循環できない場合の懸念点として、有害物質やウイルスの発生リスクが挙げられます。
空気の循環が悪ければ、有害物質やウイルスによって、倉庫・工場内にいる社員への健康被害が出る危険性も考えられるため対策は必要不可欠です。
HVLS大型シーリングファンによって、均一に空気を循環できれば、たとえ有害物質やウイルスが入り込んだとしても、停滞しないような環境づくりが可能です。
鳥害対策
一般的に倉庫・工場は面積が広く、天井も高いため、時には鳥も入ってきます。施設の環境や構造次第では、天井に巣を作り、床や壁・機材などにフンを落とす被害が発生するケースもあります。
鳥のフンには感染症を引き起こす成分も含まれているため、衛生的には不適切な環境になってしまいます。天井に鳥の侵入を防ぐネットを張れればいいですが、設備や構造的にどうしても難しいケースもあるでしょう。
その点、HVLS大型シーリングファンは、窓を閉めた状態で常に室内の空気を撹拌できるため、鳥害対策としても高い効果を発揮します。
ランニングコスト・環境負荷を削減できる「HVLS大型シーリングファン」ならSD-FANがおすすめ
HVLS大型シーリングファンは工場・倉庫内の換気はもちろん、快適な環境を整えてくれる非常に有用な換気・空調設備です。HVLS大型シーリングファンを導入する際には、性能やコスト、保証内容などから、自社に最適なスペックの製品を選択する必要があります。
また、環境問題への対応が急務とされる現代において、できるだけ省エネ性能が高いHVLS大型シーリングファンを選択することも大切です。
プレシードが開発した「SD-FAN」は、SDGs(持続可能な開発目標)に基づいて設計されたHVLS大型シーリングファンです。省エネ効果が非常に高いだけでなく、低速で大量の空気を攪拌することで、優れた換気性能を実現しています。さらに、動作音が40dB以下と、非常に静かで、騒音に厳しい環境にも適した製品です。
なお、他社のHVLS大型シーリングファンには、モーターやブレードなどの部品毎に2〜15年程度の保証が付いている場合が多く、定期的なメンテナンスが必要な製品もあります。一方で、SD-FANは「モーター20年・ブレード10年」と業界最長クラスの保証期間を実現しています。
本体には高強度のアルミニウム合金を採用しており、長寿命と本体重量69kg以下という軽さを両立しています。この軽さにより、さまざまな場所に設置が可能で、導入後は基本的にメンテナンスフリーでお使いいただけます。
施設内の空調改善はもちろん、環境にも配慮したHVLS大型シーリングファン導入を検討している方は、創業30年の日本装置メーカーであるプレシードが提供している「SD-FAN」の導入をご検討ください。
SD-FANの製品詳細や導入手順や本体価格など、ご不明な点がございましたら、下記のフォームからお問い合わせください。