以前「バカの壁」という本が流行った。人は自分の理解できることしか受け入れられない。それ以上の存在には挑戦せずに壁を作って拒否してしまうというような内容だった気がする。
さて「自分の壁」と言うのは今までの自分が超えられない課題やその存在にさえ気づいていないことだ。今日の自分を10年後に理解することはあるかも知れないが今日の自己を否定したり、或いは不足している部分を見つけるのは難しいかもしれない。しかし、もっと手前に低い壁がある。それは存在を意識はしていても挑戦を避けている壁だ。だから「バカの壁」ではない、正真正銘の壁だ。そこに挑戦しない真の理由は失敗を恐れるから、或いは遣り通す自信がないから、或いは自分には出来ないのではという妄想に取りつかれているからだ。
「やってみもせんで、何が分かる」というのが口癖だった有名な経営者もいる。その人から見れば我々は失敗を恐れ、恥を恐れ自らの人生を小さくしていないだろうか。
プレシードは創業以来常に挑戦を続けてきた。経営理念の一つに「常に挑戦課題を持つ」とも掲げている。挑戦するのは会社の方針だし社員へ求める経営トップからの課題だし、今後もプレシードは挑戦を続けていく。失敗を処罰する文化は我が社にはない。この職場環境で自らを活かし豊かな人生を送るためには自分の壁に挑戦して貰いたい。技術・技能の向上、社会人規範の向上、新分野への挑戦、全く自分の違った世界を拓いていく感動を共有しながら仕事と人生を進化させる面白さを共有できる仲間を求めている。主体者、リーダーという人に良い影響を与えることが出来る人材だ。
プレシードは創業以来数えきれない失敗をした。大きな失敗が無かった年などなかったと思う。失敗の山が我社の歴史ともいえるが、それを埋める成功があったからこそ今存在している。来年もきっと多くの失敗を重ねるだろうと覚悟している。今後も失敗を咎め処罰することはないだろうが、Q.C.D.の約束は無断で破ってはならないという掟だけは守って貰いたい。約束は破る前に連絡するのが最低の人間社会のルールだ。遅刻するのは遅刻する前に電話を掛けるというような簡単な掟だけは守りながら大いに挑戦し失敗と成功を繰り返してネクストステージに這い登ろう。
次の主人公は次のネクストステージに這い上がったものに頼まねばならない。その主人公に次の主人公を育てて貰いたいというのが私の夢でもある。
キーワード
「遣りたいか遣りたくないかではなくて、遣ったがいいか遣らないがいいか」
2013年12月28日
株式会社プレシード
採用・求人情報
当社は1989年の創立以来、独立した自動機省力化機器の設計製作会社として、オートメーションの開発・設計・製作やOEM(相手先商標製品製造)を手がける技術者集団です。機械の設計、部品の製作、組立、配線、プログラムまで、すべてを一貫して行っている会社です。モノ作りに興味があって、機械組立やソフト設計がやりたい方お待ちしております!
プレシードは製造・生産の課題を技術と知恵で解決するプロフェッショナル集団です。
「多品種生産が可能な製造装置があれば、生産量を増やせるが・・」
「自動化することで生産性と品質の向上を実現したいが・・・」
「自動化することで、従業員の負担を軽くしたい・・・」 など
プレシードは、お客様が抱える課題を解決し続けてきました。
これからも培った技術と知恵でお客様の課題を解決し、ともに成長し続けてまいります。
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