今まで何度も言ってきた事であり、いまさら新鮮さもないだろうがもう一度問う。「自分の存在意義は何なのか。」 それは、所属する組織・社会で違うかもしれない。家族の中で、地域社会の中で、友人仲間の中で、諸君は何を求められ期待されているのかを改めて考えてみたことはあるだろうか。会社の中では貴方は何を期待され求められているのだろうか。
もしそこに自分の思いと違いがあれば、いったい何を貴方は仲間や社員に提供しようとするのか。まさか、自らは他人から受け取るのみで仲間を支えることなど考えていないという訳ではあるまい。
決して隣に居る仲間と同じである必要はない。然し、もし隣に居る仲間に何かで劣っているのなら、別のことで勝ったものを提供できなければ同じく肩を並べることは出来ないのではないか。この「別のこと」が存在意義(identity)なのだ。人は幸か不幸か一人一人外見も肉体的能力も知的能力も異なる。だからひとつの尺度で人の能力を測ると、序列が出来ることは理解できる。然し、世の中に必要なことは無数にある。ひとつのことでは最後尾であるものも、別のあることでは高い存在価値を示す能力を持つことが出来る。たとえ、一番でなくとも幾つか複数のことで人より高い存在価値を示せば総合的に高い価値を示せる。そのような者もなくてはならない存在意義のある人となる。ひとつのことで能力が十分でなければ他のことで埋め合せが出来るのは、百メートル競争などと違って世の中のシステムのありがたいところかも知れない。
もし、ひとつのことで社会の中で勝負して誰にも負けない能力があれば、他のことで手を抜いても存在価値があるかもしれない。然し、ごく一部のスーパーマンを除いて幾つかのことで努力をしないと貴方の存在価値を人は認めてくれないだろう。ケネディが言ったように、「組織から何をしてもらいたいか言う前に、諸君が何を組織や仲間に提供できるかを考えよ。」である。
もう一度言う「貴方は自分の何を組織や仲間が認める存在意義とするのか。」何をもって組織や仲間を感動させ、喜ばせようとしているのか。隣の仲間や組織にとって貴方はなくてはならぬ存在になっているだろうか。なくてはならぬ人を会社は決して見捨てたり、冷遇したりしない。
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