先週、ある会社の講演で初め耳にした「習慣力」という言葉が新鮮に響いた。通常は「継続力」といいう言葉を使うのだろうが、「継続力」といえば我慢して耐えてつづけるニュアンを感じる。「習慣力」と言えば自然に身に着け消化して
いく力みの無い自然さを感じた。
私も極めて習慣化することに弱い。新しいことを考えて初めても辞めるという明確な結論もなく忘れ去ってしまったり、忙しさに中断後復活しないことも多い。
身体が身に着け当たり前にしてしまう習慣にしてしまえば効率も上がり苦痛も軽くなるが、多くのことが継続しようという努力と苦痛が必要な時期に消滅する。体が身に着けさりげなく実行する「習慣力」にしてしまえば一生の財産になる。会社では伝統となり企業の力となる。我社の朝のラジオ体操のように習慣になってしまえば苦痛もなく習慣として実践できる。清掃は苦痛を伴う人もいれば、すでに習慣化して消化できた人もいるだろう。
「習慣力」は企業にとっても個人にとっても大きな力の源にさえ感じる。イチローは「私の最大の能力は努力できる力です」といった。一年365日小学校の頃から毎日バットを振るという。その結果はバットが1グラム重さが変わればすぐに分かるし、日米の100年以上の野球歴史で安打記録の頂点に立とうという結果に向かっている。まさに苦痛を感じない「習慣力」のなせることかもしれない。
私もこの月曜トップメッセージを書くことは当初かなりの苦痛を伴ったが、2年も過ぎれば今は随分習慣化した。この先は書くことが楽しみになり続けるか、または次の事への時間投資に移るべきか有限の時間の使い方を考える時期でもある。有難味も効果もない習慣は次へのステップへ力を向けることも必要だとおもう。ただしそれが撤退の言い訳となってはならないので、次の目指す高みが見えるまで迷惑な「月曜トップメッセージ」も「習慣力」で続けて見たい。
株式会社プレシード
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