2002年に「自分の人生設計を成長率で考えたらどうなるか」と、ふと思いついて本紙末尾の様なカードを当時作って人生指数関数(Life exponential function)と名付け計算してみた。そして予想以上に小さな差が大きな差になって人生は進むことを知ってもらいたくて社内中心に人にも配った懐かしいカードだ。
平均的な人が平均的な努力をして、平均的な人生を35年送るのを1として、自分が努力したら自分の人生は35年後に平均と比べてどの様なところに行き着くか、という数値シュミレーションをした。元々「押しつけがましい『努力』とか『根性』という言葉が大嫌いだ」と公言して青春時代生きていた私が変われば変わるものだと思いながらのことだった。
カード中にEx.として当時の私のシュミレーションを書いてみた。当時の能力を前年比1.25倍の努力で拡大し結果を積み、その後は少し息切れして1.2倍の努力拡大を8年すると誓い実行したら今の10.45倍になるということを表している。
さて、それから正に12年経過した今現在を検証したらどうだろうか。1.2倍くらいの努力はしたつもりだったが、前年比で前年比1.2倍を繰り返せたかは疑問だ。結果として今日に至ったが、とても当時の自分の10倍の人間に成長しているとは言い難い。
ちなみに我が社のこの期間の成長を検証すれば、社員数は2.1倍、売上2.5倍(借金は増えた)、というところが結果ではある。会社としての平均成長は1.06倍/年というところで中国の経済成長率に大きく負けている、寂しい限りだ。
表にもあるように成長率マイナス5%の35年は0.166倍の悲惨なシュリンク人生となり、逆に5%努力の上積みを35年続ければ5.52倍の人生が拓けるという人生関数。昔、熊本の蒲島県知事が東大教授の頃に聴いた講演で言った、
「Be Above the Expectation!」(期待値を上回れ!)
という言葉と通じるものを感じる。成長率5%、せめてこの位は期待値を上回り続ける人生関数の連続に挑戦したいと思わないか?
2015年9月27日
株式会社プレシード
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