「なんとかなる」は、ごくごくありふれた言葉である。むかしむかし、一休禅師が臨終の場で弟子を集めて「私が死んで本当に困ったときにはあの長持ちを開けなさい。」と言い残して亡くなった。お寺の運営がどうにもならなくなったとき、弟子たちはその言葉を思い出し長持ちを開けた。その時長持ちの中にはただ一つ「なんとかなる」という書が残されていた。弟子達は我に帰って改めて努力を尽くし、遺言どおりなんとかなり、その難局を切り抜けたという。
私もこの十五年で何度もこの言葉に救われた。絶望の淵で「なんとかなる」と思うように気持ちの切り替えが出来て心に余裕が出来たとき、難局は解決されてきた。「もうどうにもならない」から「なんとかなる」まで文字では簡単だが、精神状態の距離は太平洋を隔てる程のものがある。常に自分の気持ちを「なんとかなる。」に留める事が、経営者には必要なこと。いや、どんな小さな組織のリーダーにも求められることだ(一家の主にも)。同様のことを上杉鷹山は「為せば成る。為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり。」といったが、「なんとかなる」の方がなんとかなる気がする。どこかを回覧中であるシャクルトンの本の言動にも似てないか。
株式会社プレシード
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