働くということの意義は個人によっても時代によっても、民族、宗教によっても違う。勿論、生活を支える根本になることが多いのは一致しているが、同じように行う労働であっても心の持ち方で行き着く結果も違うだろう。
西洋では神が与えた罰則として考えられることも多いが、日本では働くことは神聖であり働くことそのものに意義や目的があると説く方が多い。資産を持って働いていない人の評価は低いのが日本社会である。物を手に入れる為だけではなく崇高な精神や自分を高める手段としての意味も考えてみたら如何だろうか。
以下に10月1日の本社の朝礼で引用した「3人のレンガ職人」の話の詳細をN君が探してくれたので諸君に提供する。
イソップ寓話「三人のレンガ職人」の話です。
ここは中世のヨーロッパ。大きな修道院を建築していました。この修道院は完成までに100年掛かるといわれています。そこに、3人のレンガを積んでいる職人がいました。
一人の職人に、何をしているのか尋ねました。すると「見ればわかるでしょうレンガを積んでいるんですよ。こんな仕事はもうこりごりだ。」と怒った口調で答えました。
次の職人に同じことを尋ねると「レンガを積んで壁を作っています。この仕事は大変ですが、賃金が良いのでここで働いています。」と答えました。
3人目の職人にも同じことを尋ねると、彼はこう答えました。「私は修道院を造るためにレンガを積んでいます。この修道院は多くの信者の心のよりどころとなるでしょう。私はこの仕事に就けて幸せです。」
それから10年後。
最初の職人は以前と同じように、愚痴をこぼしながらレンガを積んでいました。二人目の職人は「もっと条件のいい仕事があった」と言って、賃金は良いが危険な、修道院の高い屋根の上で働いていました。3人目の職人は、色々な知識や技術を覚えたため、現場監督として施工を任されるようになりました。そして多くの職人を育てました。
その後、この修道院に彼の名前を付けられたそうです。
さて、貴方はどのレンガ職人の生き方に共感するか、または目指すか。
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