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2001年 ハノーバーメッセ見学記ー紀行編

ハノーバーメッセ見学記

松本修一

2001/05/02


  4月23日より3日間、ハノーバーメッセを見学した。今年は例年より寒く、ドイツに着いた18日は雪がちらついたり霜が降りたりしていた。やっとメッセで暖かくなってきたというところか。とはいえ会場には桜が咲き人々の目を和ませるところもあった。メッセの訪問は私個人としては2年ぶりである。グローバル化が進んでいるとはいえ、まだまだ日本ではお目に掛からないメーカーやその商品も多い。広大な展示場を3日間歩き回るのは、日頃の鍛錬が出来ていない我が身にはすこし堪えるが、それ以上に色々な物に出会えるのはまた楽しいものである。確かに飛行機や列車を乗り継ぎ訪れるハノーバーは、日本の九州に住む私には遙か彼方の地かもしれないが、行けばワクワクし自分をモチベートしてくれる何かがあると思えば7000kmも遠くはない。

 

 今回も、宿が取れず会場からタクシーで30分ぐらいの所に民宿という形になった。主人は人の良さそうな中年ドイツ人おばさんではあるが、小さな民家の屋根裏部屋で朝食はドイツ流のパンとハムというもてなしで130DMは何とも高い。気兼ねして家の中を歩いたりバスルームを交替で使ったり、結構気を遣う。メッセ開催中にハノーバーでホテルに泊まるなど不可能に近いが、出来れば民宿は事前に所在地環境や部屋の状況など知りたいものである。これを回避するには、ジャーマンレイルパスで遠くの都市からICEという高速鉄道で通うのもいいかもしれない。とにかく、今後行かれる人には早めに宿を確保することを進めたい。

 

 さて本題に入ろう。今年、特に何か新しい事が起こり始めたとは感じた訳ではないが、特に、以下のような傾向が強くなっているように私には思える。

 

1. 電子化、制御の高度化。


センサーやPLC、サーボシステム、画像処理システムなどの展示が益々多くなってきた。高速、精密、小型化の手段の電子化はもっとも何処の企業も力を入れる所かも知れないが、同じ方向を皆が目指し、意外性が少ない分野でもある。ただ、コンピューターがあまりに高速大容量を実現した為、かつては考えられなかったような制御も出てきている。たとえば、圧縮性のある空圧であたかもサーボモーターのような動きを実現し、画像処理では日増しに人間の目の検査能力に迫りつつある。高速性は言うに及ばずである。この分野は多くの展示があるが、日本に紹介されていないメーカーも多い。日本語対応が欧米企業にとっては大きな壁になっていると思われる。日本がもっとも得意とする分野ではあるが、多くの企業が日本市場を無視して展開していく現状は、長期的には日本にとって弱い部分が発生する可能性も潜在している。

 

2. 機械のユニット化


当社が販売するMinitecシリーズをはじめとして、多くのプロファイルシステムが、また新たに出現してきた。まだ、歴史の浅い会社だったり、新規事業部門だったり会社により規模も形も様々であるが、企業数も品揃えも増えてきているのは目を見張るものがある。

 エアシリンダーやサーボの直動ロボットも色々なバリエーションで製品化されてきている。今までのアクチュエーター単体の展示ではなく、即、機械の中に取り入れられるユニットとして今後、提供されることが増えていくだろう。工場用の生産設備は今後、製品として提供されるユニットを極力利用し、本当に重要な部分に限られた人材を投入して開発や実用化を急ぐ体制がとられていくことになるだろう。


3. アジア、特に台湾企業の進出が目に付く。


まだ、大きな会社は少ないが多くの台湾企業が目に付いた。人口や島の大きさから考えるとその企業数は世界トップクラスだろう。請負の部品メーカーから完成品メーカーまで多くの分野で意欲的な進出を感じる。規模も展示内容もまだ稚拙な点も多いが、今後は注目を引くようになっていくだろう。いくつかのメーカーは5年前、胡散臭く感じたが今は世界的な企業になってきているから。

 とにかく業界最大の展示会である。3日間では少ないがこれ以上見て回るのも体に無理がある。計画的、戦略的な回り方を考えないと英文カタログの量だけ増えて帰ったら見る気もしないという事になりかねない。

                        

 

 

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