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2000年 背伸びをし続ける会社ー経営編

 背伸びをし続ける会社

2000年11月20日

 地元の経営者の人たちと会合などで出会うと「プレシードさんは凄く忙しそうで羨ましい。」とよく言われる。まさにいつも忙しい会社と言えるかもしれない。しかし、我社が決して順調に生産と利益を上げているとは、少なくとも社員諸君は思っていないだろう。何処の会社も我々のように新しいことに挑戦し続ければ、少なくとも忙しくはなると思うのだが、、。多くの会社は安定した歴史を持つ事が災いし新しいことに挑戦する前にその恐怖感で行動を止めてしまっているのではないか。


 私がやることは、いつも無鉄砲に見えるかもしれない。度胸のいい経営者と見えるかもしれないが、心の内はいつも不安でいっぱいなのが実情だ。自信家と多くの人が見ているだろうが、私ほど自分に自信がなく内気な経営者は少ないと思うのだが。


 少し他の経営者と違うところがあるとすれば、行動せずに失敗するより精一杯挑戦して失敗する方を選ぼうということかもしれない。学生の頃まで、いつも行動しないで失敗したり自分の世界を小さくしていた。行動しての失敗は、ほとんど取り返せることが多い。挑戦しない人生は、どんどん世界を小さくしていく。いつも知り尽くした世界にいることは、大きな不安もなく昨日と同じような安全が保障されているように見える。獣が住む森に踏み込むより、安全な柵の内で家畜を相手にしている方を選びたいのは人情かもしれないが、昨日と同じ安全が続いているかに見えることが昨日より僅かに食料が減ってきているのに気づいていない。いつか柵を越えて森の中へ踏み入れなければならなくなるのだ。


 私は会社を興した頃よりいつも未経験の連続だった。挑戦する緊張感でいつも歯をかみ締めている日々の中を生きてきたので、人相まで変わったような気がする。安心とか安全とか言う言葉とは遠いところで生きてきたのかもしれない。しかし、現在の社会情勢はすべての人を大変革の中に巻き込もうとしている。柵の外に出て森の中で狩りをして生きていくことは、多くの日本人にとって大変怖いことかもしれない。獲物を得られずに野垂れ死にするかもしれないし、自分より強い獣と出会い痛手を負うかもしれない。どこにも安全を保障されていない中で生きていくことは不安で胸がいっぱいになるが、毎日これを繰り返しながら生きているうちに人は、危険の回避もうまくなり色々と出来なかったことを物にする能力もついてくる。


 我プレシードの歴史はまさに未経験への挑戦の歴史そのものだった。半年前には全くやったこともなかったことが、今は過去の実績の一つになっていく繰り返しだった。それも同じようなレベルでは決してなく、技術的に資金的にいつも過去を上回ることへの挑戦の連続だった。振り返ってみると多くの実績と、個人と会社の成長を造ってきた。周りを見回すと地域では珍しい存在になってしまった。まだ、無鉄砲な変わった会社と思われている部分が多く、今後への成長も半信半疑といったところかもしれない。只、過去に周りにある企業に比べてはるかに多い挑戦をし、試練を乗り越えてきたのは自信を持って言える。今、我社にあるのは、常に挑戦し続けていく社風が唯一の財産だと思う。いつも、背が届かないぐらい上に向かって背伸びをし続けていた。振り返ると確かに去年より高い所に手が届くようになっているという繰り返しだったような気がする。


 元々、新しいことを追い駆け続けたくて創ったプレシードである。いつも背伸びをし続けていくのは当たり前だし、これが我々の存在意義なのだ。これからはもっと広くこの社風に共感する仲間を求めていきたい。会社に長く居るだけで、又は歳を重ねていくだけで安住の場所は得られない企業であり続けたい。守りや止まる事を望むようになったら、後進に道を譲ろうではないか。我がプレシードにふさわしくないのだから。背伸びし続けることが生き続ける道でもあり人生を充実させる方法でもあると信じる。毎日同じ日々が続くようになったら5年もすれば存在意義は完全に失われているだろし、会社も個人も存在することを望まれない存在になっているだろう。諸君、失敗を繰り返しながら背伸びし続けようではないか。

 

 

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