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「百円ショップについて」

「百円ショップについて」

2014年8月11日

 

 週末の「鶏口会第2回会合」で次回9月の課題として「100円ショップ研究」を取り上げることとした。

 次回の参加者は必ず一つ100円ショップ(108円かも)で一つ物を買って選んだ理由をも添付して持ってくるよう伝えた。次回は参加者から、選んだ理由を、「安いと思った」とか、「面白いアイデアと思った」とか、「高いのを紛れ込ませている」とか、「表示やメッセージがいい」とか…etc.など売り方まで含めて感想を聴きたいと思う。是非参加あれ。

 

 私は100円ショップにわざわざ出向くことは少ないが、近くにあった時によく店に足を踏み入れる。何かを探すこともあるが、それ以上に何かを期待して店に入る。目についた安いもの、面白いものをつい買い込んでしまい、出るときは1000円以下であることは殆どない。つまり高くついている店なのかもしれないが、それでも満足感をもって出ることが多い。

 

 私にとっての100円ショップは安いからわざわざ目指して出かけるところではない。店に入るのは面白い商品とあらゆるジャンルから、100円で売れる商品を探し、あるいは企画製造し並べてあるからだ。その豊富な種類を店頭に並べるビジネスの力強さに圧倒される。勿論、安値にも圧倒されるがそのバイタリティに感動するのだ。

 聞く処によるとこの商品を考えるスタッフはダイソーといえども少数精鋭とのこと、多くの人で緊張感なくすより少人数で知恵を集め相談しスピード感もって決めていくのだという。どうやってこの円安時代に遠くからもってきて店頭に百円で並べられるのかは、総合商社が派手にビジネスクラスの飛行機やタクシーで飛び回り大量に買い付け利益を上げるのとは全く対極にあることだろう。

 

 人や組織の運用や物流などとんでもないノウハウが潜んでいる筈と思いながら店内を歩き商品を眺めたりすると、時がたつのを忘れるくらいの世界が100円ショップにはあると感じるのは私だけではないと思う。

 百円ショップは決してただ安いからだけで売れているだけではない、そこには人を引き付ける感動がある。最近は途上国の観光客も店で買ってお土産にしているという。たとえ自国で作っているような商品でも恐らく信頼感、安心感があるからだと推理する。

 

 「お客様にちょっとでも飽きられたら、100円ショップなどひとたまりもなく潰れてしまう。常に潰れるという緊張感の連続であり、ちょっとでも緊張感がなくなったらダメになってしまう」とダイソーの矢野社長が語ったとある本に書いてあった。

 

 果たして我社に100円の商品の中に利益を求めて企画し店頭にまで持ってくるようなバイタリティはあるだろうか、店頭を歩きながら改めて凄さを感じ敬服する。

 毎月700~800の新商品を店頭に並べ、常に緊張感とスピード感をもった新陳代謝がある企業は私には魅力だし、そこには疲労感以上の生き甲斐があるように思う。お互いを高め合うような仲間がいるような気がする。それは高学歴や研究者というのではなく、恐らく自分の仕事に誇りと興奮を感じている人たちではないだろうか。

 

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