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「人を活かしきる」

「人を活かしきる」

2015年7月10日

 自分で経営理念に掲げながらも改めて難しい言葉と思う。この言葉を自問するのに二つの局面に接することがある。
一つは、人財と呼ばれるように人の能力を伸ばすことだ。更に上をめざし能力と存在価値を高めるという、まるっきりプラス思考の場合だ。私の責任は、他の環境だったら更に成長できた人を小さな成長で止めてしまわないこと。プレシードに来たからには、豊かな人生が花開くチャンスを提供したいと心から願う。これは経営者の喜びでもあり、プレッシャーでもある。
もう一つは、「この人はダメだ、期待を裏切られてばかりだ」という場合だ。私は人を能力で排除しないと宣言してきたから能力不足を言うつもりはない。むしろ能力不足であれば私のプラス思考のテーマであり、活かす場所探しは経営者の手腕の見せ所と捉える。問題なのは仕事を遣る気になれない人、チームに貢献しようとしない人、更には人の気持ちを裏切りもてあそぶ人だ。ズルや誤魔化しや手抜きを目にしてしまうことがある。
人間は聖人君子じゃない、多くの人に少しはズルさもあると思うので、先ずは遠まわしに注意する。そこで反省と今後は行わないと誓い、上昇へ転じると嬉しいことだが、中にはまた変わらないズルさを見つけてしまうこともある。
何度か繰り返す時、それでもこの人を活かしきりたいと思う一方で、もうこの辺で見切り付けないと自分の気持ちが耐えられない、悩む時間がもったいない、他の社員に申し訳ない、と思う気持ちが強くなってしまう。私の気持ちも冷めてしまい、活かすより周りへの悪影響被害防止の対策になってしまう。敗北感を重く抱えながら。

 人の本質は変わらないものなのだろうか…。人間社会の永遠のテーマだし、人が心入れ替えて大事を成し遂げ、人から尊敬される人となる物語はドラマにも多い。私の周辺でもそのマイナスをプラスにする物語が過去幾つかあった。悪い人ではなく、落ち込んだ気持ちが仕事にいい加減さを持ち込んでいたのだろう。そんな事例に出会うときは実に嬉しいし経営者冥利につきる、この人は我がプレシードで人生がプラスに展開し始めたと。
一方で、私の「人を活かしきる」は、掲げ続けてその重さに私は耐えられるのだろうかと思うこと多いのも現実である。経営理念を4つ掲げているが、最も重いテーマであり、絶対に引っ込めたくない永遠の挑戦課題でもある。

 

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